「未完」の物語を読んで Ⅰ

まずはダンス好きの姉による、嵐メンバーそれぞれのダンス評から。



※かなり文字が詰まってて読みづらいと思います。
すみません。





但し書き


姉いわく


「ある程度のレベルに達したら皆上手いんだよね。他の仕事がどれだけあろうがプロなんだから。
じゃあなんで誰が一番とかってなるのかって言えば、その人のダンスがそれだけ多くの人に好かれるダンスであるっていうことと、"好き"を"上手い"っていう言葉に置き換えてしまう人間があまりにも多いっていうことと、そこで生まれた"上手い"っていう先入観が独り歩きしてしまうっていうことなんだよ。
その先入観に流されて"上手い"って評価する人間は一定数いるんだよね、どうしようもなく。そのほうが楽だから。
そういう純粋ではない評価も含めての"上手い"に対して、どれだけの価値を見いだすのかも人の自由なわけだけどね。」



「もちろん圧倒的に輝く"何か"をもつ人はいる。
それでも、そういう人にも得手不得手はある。
例えばどれだけステップ捌きが美しい人でも身体が硬ければ足はさほど上がらないし、どれだけ体幹がしっかりしてても手首や指まで美しいわけではない人もいる。
でもその不得手だって結局魅力のひとつになるでしょ。
ターンともなればダイナミックさを良しとしたり軽やかさを良しとしたり。軸のブレとかを除けば、それこそ趣味嗜好の世界だよ。」



ということなので、これはメンバーそれぞれのダンスを比較し、優劣をつけるものではありません。
彼女が好きだと思ったポイントの話になります。
もちろんポイントの量に大なり小なり差はありますが。

彼女が言う「一番」は彼女の主観的な感情につくだけで、"上手い""下手"という客観的な評価にはつきません。あらかじめご了承ください。
また、私個人の感想もちょいちょい語ります。






まずはリーダー・大野さん


「一番感動するし、この人のダンスを好きだと言う人が多いのもよくわかる。
無駄な動きが少ないから見てて疲れないんだね。
なんてことないように踊るし軽やかだし。
身体が特別柔らかいわけではなさそうだけど(どうなんでしょう…?)、それを感じさせないほど足のバネの強さや腕、とりわけ手首と足首の滑らかさがすごい。
なにより体幹と軽やかさね、惚れ惚れする。
そのうえステップからなにから技巧的でレベルも高いときた。
自分の身体のどこをどう使えばいいか直感的にわかってるんだろうね。それだけの努力もしたんだろうな。
ソロのダンスを見ないとちゃんとしたことは言えないけど、自身も振りをつけるっていうことも関係してると思う。客観視することにも長けてるし、自分のなかでのシミュレーションも世界も出来上がってる。
振りをつける人にしか見えない世界って、絶対にあるんだよね。」



私の感想としては、やはり「つなぐ」のソロダンス。
能とかの経験がある方ならわかっていただけると思うんですが、ああいう体勢ってめちゃくちゃ辛いんですよね。普段使わない筋肉を使うし、身体の使い方も違うし。
もちろん能とはまったくの別物なので、それとも違う使い方でしょうけども。



フォロワー様に教えていただきましたが、松本さんが「操り三番叟」に着想を得て出来上がった演出だったのですね。

生で観劇したことがありますが、あれをこれに昇華できるお二人に脱帽です。すごい。





続いて盛り上げ隊長・櫻井さん


「一番正統派なんじゃないかな。メンバーそれぞれの個性が際立ってるから埋没してるように見えるかもしれないけど、見てる人は見てるからね。
なによりリズムの取り方かな、裏拍も誰よりも正確に取れてるし。曲によってはちゃんと取ってるの櫻井さんだけなんじゃない?
ラップをやるからその癖がついたのか、元々の能力としてリズム感がいいのかはわからないけど。後者かな、なんとなくね。
リズム感は一朝一夕で身につくものじゃないし、これが抜きん出てるのは立派な武器だよ。
難点は体格かなぁ、所々動きにくそう。こればかりは仕方ない。筋肉のつき方はどうにもならないし、ダイナミックさとか力強さにも結びつけられてるから私は良いと思う。
それでもあれだけいろいろなダンス踊れるんだから、よほど練習したんだろうし自分の身体のこともわかってるんだろうな。」



私としては同じくリズム感について。
たぶん裏で取るのは大野さん櫻井さんぐらいなのかなーと感じます(大野さんは曲によっては魅せ方の関係か表拍っぽいですが)。
ラップ詞のある曲は総じて素敵だなと感じます。個人的には「Come Back」で松本さんとの拍の取り方の違いが表れてるのが特に好きです。
あと「バズりNight」の馬跳びめちゃくちゃかわいい。




お次は我が推し・相葉さん


「一番気持ちがいいね、スッキリする。楽しそうだな~って自然と笑顔になる。ダンスって本来こういうものだよな、って気づかせてくれる。
手足が長いから大きな振りが映える映える。わかりやすく大振りだけど、そう見えるのは手足の長さも多少関係してるのかね。
多分殺陣とかアクション学んでダンスに応用させたら一番映えるしハマると思う。
こんだけ全力でやってて怪我とかないのが不思議だし、体力もスタミナもすごいね。
あと股関節柔らかいね。全力なのに「しなやか」って言葉が似合うのも不思議。
個人的に腰の動きは相葉くんが一番好きかな。
大野さんとどこまでも対照的だね。体幹の良さとか軽やかさとか、言葉にすれば同じだけど中身が全然別ものというか。似て非なるっていったら2人のファンの人に「どこが似てるの?」って怒られそうだけど。
グループでこんだけ振り幅があるのも嵐のダンスの魅力なんじゃない?」



おそらく大野さんと「似て非なる」「中身が異なる」と評したのは


体幹の良さ→大野さん : 軸のブレなさ、安定感
相葉さん : バランス、首、姿勢(?)


軽やかさ→大野さん : 足捌き、ターン
相葉さん : 跳躍力、速度(?)



みたいなことだと思われます。なんかぶつぶつ言ってました。


個人的には「抱擁」のダンスがものすごく好きです。もちろん全員好きですけども。
足を振り子みたいに揺らすやつ(角度がいい)とか最初にやってた首回し(なんかエロい)とか途中一瞬だけ真上見上げたときの首とか(多分伝わってない)性癖にグサグサきます。あと腰。総じて曲線美。

あの最初の首回しも大野さんと相葉さんの対照的なとこ出てますよね。中間地点二宮さんみたいな。三者三様大好きです。というか全員好きです。四六時中見てたい。

あと「I'll be there」の最初から最後までもね。
あぁ御前様がいる…!憑依してる…!ってなりましたドラマ見てなかったくせにね。

今度円盤買うんで許してください。


一人だけ熱量に差が出そうというかもう出てるのでこのへんで。



続いて表現者・二宮さん


「一番癖が強いけど一番癖になる。身体表現とか似合うんだろうなぁ、曲によって雰囲気が変わるのはやっぱり表現者だからか。
曲それぞれの世界観が自分の中にあって、それをそのまま表現してる感じ。
大野さんとはまた違う世界が見えているはずだし、その世界を表現するためなのか他のメンバーには明らかにない動きもする。
人はそれを「無駄な動き」と言うかもしれないけどそうじゃない。むしろなくてはならない動きだってファンの人なら断言すると思う。誰よりもその世界の理解者なわけだからね。
それは人間でいうところの知能とか理性、言葉とかと同じで、アイデンティティのひとつなんだよ。
「これがなければこの世界が完成しない」からしてる動きなんだと思う。すべての動きに意味がある。それをファンはわかっているし愛するんだね。
その点で言うと、5人の中で一番「表情まで見たい」人。目線とか口角とかまでが彼のダンスの及ぶ範囲というか、ダンスの一部というか。」



まさしく表現者・体現者という感じです(二宮さんは「役者・二宮和也」と表されることを好ましく思わないかなと思うので、このような表現をさせていただきました)。
「Sugar」のダンスは二宮さんが一番好きです。なんでだろう。その前のアクセントダンスも多分二宮さんが一番好き(理由はわかりませんごめんなさい…)。
たぶん直感的に「好きだな」と感じたんだと思われます。



最後はコンサートマスター・松本さん


「一番癖が少ない。だからこそなんにだって染まるし大抵のことは吸収して自分のものにできる。いろんなものにアンテナ張ってるだろうしね。
その点で言えば一番いろんな可能性がある人なのかもしれない。ジャンルの異なるダンスにたくさん挑戦してほしい。それを見せてほしい。
周りの環境とか教える人の力量にある程度左右されそうだけど、多分根が真面目でストイック(なぜダンスでそれがわかるのか私にはわかりません…)だから自分の力で大抵なんとかできる。
あとわかりやすく身体が柔らかいね。あと筋肉のつき方も丁度良い。軟体動物みたいって絶対言われてるでしょ。
自分がもしダンス教わるなら松本さんかなぁ。癖がある人に教わるとどうしても自分の癖とぶつかるし、教わったまま踊ったらただのコピーになるし。松本さんのダンスは自分の色を乗せやすいから。
逆にその白さというか透明さっていうのが松本さんのダンスの色なのかもね。
総合的に見て私が一番好きなのは松本さんのダンスだね。」



私が一番好きなのはやはり「夜の影」でしょうか。
3人の身長的なバランスもあるかもですが「しっくり」くるなぁ、と感じます。
大野さんの振りつけした曲を踊るときの嵐さん、とりわけ松本さんって、なんかめちゃくちゃ生き生きしてません?気のせいかな。
「あー、今すっごい楽しいんだろうなー。」ってこっちまで楽しくなりません?私だけ?








以上、「untitled」ライブ感想レポ第1弾でした!
第2弾はセトリ順に沿って曲や演出、セトリの感想を語りたいと思います!